ビットコイン(BTC)相場分析予想|戻りの燃料は昨夜の米国時間に集中して燃え尽きた

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2026年8月4日のBTC/USDT(ビットコイン)相場は、$63,731で推移し、前24時間比+1.76%と続伸している。
数字だけ見れば底入れの二日目だがこの記事が読者に渡したい一文は、戻りの燃料は昨夜の米国時間に全部燃えて、今日の板には後を継ぐものが何も出てこなかったであるという点。

Trader Z

前夜の急伸で先物の建玉は2,726BTC分ほどけ、現物ETFには同じ夜に$170.1Mの買いが入った。

本日のBTC/USDT注目ポイント
  • —前日午後の下げ局面で建玉は+2,474BTC積み上がり(価格が下がりながらの増加=新規ショート)
  • その直後の急伸でちょうど-2,726BTC、積み上げた量の110%がほどけた
  • 上昇を作ったのは新規の買いではなく、その数時間前に売った当人の買い戻し
目次

BTC/USDTのチャート分析

BTC/USDTの日足・4時間足・1時間足をテクニカル分析していきます。特に上位足の上値の重たさに注目です!

BTC/USDTの日足チャート

高値$66,956を天井に、BTCは7営業日かけて$62,229まで-7.06%、値幅にして$4,727を削った。
下げ止まりの形は明快で、二度つけた底は$62,229と$62,268とわずか$39しか離れていない二重底である。
同じ場所に二度支えが入った事実は、この水準に相応の買い注文が置かれていることの証明として機能する。

そこからの戻りは、日足の高値だけを追えば4本連続の切り上げだ。
切り上げの階段が4段続けば、通常は下降トレンドの終了を疑い始める形であるが決定的なのは、その4段目がどこで止まったかだ。
本日高値$64,240は、下落幅の38.2%戻し($64,035)を一度は越えたものの、日足20MA($64,335)に指一本触れずに失速した。切り上げの階段は残っているが、その階段が向かっている先の天井は、下から降りてくる日足20MAによって毎日引き下げられている。

BTC/USDTの4時間足チャート

4時間足では、失った線と取り戻した線の順序が今日一日で反転している。
前夜の急伸でBTCは4時間足50と200MA($63,849)を一気に越え、その上で日付をまたいだ。
ところが本日午後の2本で、越えたばかりの2本をどちらも実体で明け渡し、上位の抵抗線を跨いだ滞在時間が半日ほどしかなく、同じ日のうちに返している。
残った支えは4時間足20MA($63,221)だけで、価格はいま取り戻せなかった2本と唯一残った1本の間の狭い空間に浮いている。

出来高の向きは、この戻りの性格をさらに絞り込む。
下落局面(7月下旬から今月頭まで)の陽線平均17,179に対し陰線平均23,569で、陽陰比は0.73、実弾が明確に下方向へ厚く付いていた。ところが戻り局面に入ってからの陽陰比は1.01である。1.01というのは、買いが優勢になったという意味ではない。売り優位が消えて左右が釣り合っただけであり、上方向へ傾いた瞬間は一度もない。

BTC/USDTの1時間足チャート

1時間足を三つの局面に切ると、昨夜から本日にかけての性格変化が一目で並ぶ。
第一局面は前日午後の下げで、価格が$62,848から$62,400へ滑る間に建玉は+2,474BTC増えた。
価格が下がりながら建玉が増えるのは新規ショートの参入である。
第二局面は米国時間の寄り付きに重なった急伸で、価格が$62,670から$63,738へ跳ねる間に建玉は-2,726BTC。直前に積み上がった量の110%が、わずか数時間でほどけた。

第三局面が本日で、建玉は+147BTC、率にして+0.13%——18時間かけてほぼ静止している。
この三局面を出来高で測ると、燃料が尽きた瞬間がさらに鮮明で、急伸の3本は1時間あたり18,036BTCを消化したが、本日01時以降の19本は1時間あたり4,289BTCしかない4.2分の1である。

しかも本日の陽陰比は1.62と一見買い優勢に見えるが、それは4分の1に薄まった板の上での偏りであり、需給の証明にならない。板の薄い場所を上下に通過しているだけだ。

Trader Z

急伸のうち最大の出来高を記録した1時間は、買い13,519に対し売り13,292、比率1.0170で、ほぼ完全な均衡だった。
最も激しく買われた時間帯において、その買いは同量の売りに全部受け止められていたことになる。
買い戻しを迫られた側の需要が、待ち構えていた供給に一枚残らず吸収された形だ。

  • 日足:日足20MAを日足実体で上抜けて定着するまで、切り上げの階段は下降局面内の戻り
  • 4時間足:200MAの帯を4時間足実体で取り戻せるかが第一関門で、失敗したまま4時間足20MAを割ると戻り局面の終了と判断
  • 1時間足:1時間足20MAと200MAが重なる蓋の上へ1時間足実体で定着できない間は戻り売り優位を継続

本日のBTCエントリーポイントはどこ?

本日のエントリーポイント
  • 上位足レベルの本命戻りを背にショート狙い

本日のBTC/USDT(ビットコイン)では、戻りショートの本命は、38.2%戻し($64,035)から本日高値($64,240)までの$205幅である。
この帯は三つの理由で密度が高い。
第一に本日の戻りが実際に頭を打った実測の位置であること、第二にその$95上に日足20MA($64,335)が控え、下向きの傾きを持って毎日降りてくること。
第三に出来高プロファイルで$64,000〜$64,500が$250あたり9.51%の壁になっており、上抜けに要求される実弾が明確に増える帯であることだ。

$64,035〜$64,240付近の戻り売りが狙い目

ただし水準への到達だけを条件にしてはならない
今日の相場が示したとおり、この銘柄はいま踏み上げが単独で数百ドルを動かせる状態にあり、売る側が確認すべきフロー条件は二つで、①戻りの過程で建玉が増えていないこと(増えながら上がっているなら新規の買いであり、踏み上げの燃料ではない)、②戻り高値の1時間足でテイカー比率が1.2を超えていないこと。この二つが満たされて初めて「買い戻しの尻尾を売る」という構図が成立する。

サブシナリオとして、$63,700〜$63,850の帯を4時間足実体で回復できないまま下抜けるなら、半分のサイズで追随することも視野にいれ、執筆時点の価格はこの帯の下端を試している最中であり、建玉を伴わないまま弾かれるかどうかが直近の分岐になる。

Trader Z

売るなら$64,000台の前半、それも建玉が増えていないことを確かめてからだ。逆に言えば、建玉が増えながら$64,335を実体で越えてきたら、その時は素直に手を引くべきだ。

  • エントリーポイント:$64,035〜$64,240付近
  • 利益確定:$63,290から部分利確
  • 損切り:$64,400を実体で上抜け

本日の仮想通貨ニュース&注意点とは?

先週の会合でFOMCは政策金利を3-1/2〜3-3/4%に据え置いたが、票決は9対3で、反対した3名は全員「0.25%の利上げ」を主張していた。
声明は「インフレは2%目標に対して依然として高く、その一部はエネルギーを含む一部部門の価格上昇を招いた供給ショックを反映している」と述べ、末尾を「委員会は物価安定を実現する」と締めている。

戻りショート目線の最大の弱点を明示しておく。
前夜のETF流入+$170.1MはBTC換算で約2,679枚、同じ夜にほどけたショート2,726枚とほぼ同規模である。
下値で現物を拾う主体は実在、そして建玉が上位10.2%の高さにあり、10日間ずっと先物が現物より安いということは、売り方が混み合っているということでもある。

  • ロング清算ゾーン:63265ドル付近
  • ショート清算ゾーン:64555ドル付近

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