
リップル(XRP)相場分析予想|安値でいちばん厚かった建玉が3日でほどけた

2026年8月21日のXRP/USDT(リップル)相場は、$1.3776で推移し、前24時間で18.75%上げている。
3日前の終値$1.0015から数えると+37.55%で、同じ期間のBTC +20.18%・ETH +24.96%を上回る。
Trader Z増幅率にすると対BTC1.86倍・対ETH1.50倍。前回この銘柄を取り上げたときは市場全体と符号が逆で倍率が使えなかったが、今回は全面高のなかで最も伸びた部類に入る。
- 建玉はピークの418.01M枚から334.56M枚へ-19.96%
- 上昇局面のうち4つで減り、増えたのは本日夕方の1局面
XRP/USDTのチャート分析


XRP/USDTの日足・4時間足・1時間足をテクニカル分析していきます。特に上位足までの転換に差し変わっている状況に注目です!
XRP/USDTの日足チャート


日足は3日連続の陽線だが、伸びの階段は初日+10.37%、中日+14.68%、本日+8.30%と、中日を頂点にして両側が低くなっている。
日中の振れ幅も14.01%→23.22%→13.57%で同じ山型を描き、伸びが最大の日と、荒れが最大の日が一致して真ん中に来ている。中日に最大の振れを出し、その前後で値幅が小さくなる山型は、動きの起点でも終点でもなく通過の形に近い。
200MA$1.2748という並びは、上から見れば依然として下降配列であるが、価格が全部の上に出たことと、線が上向きに整列することは別で、後者にはこの水準を保ったまま何週間かの時間が要る。
「線を全部超えた」を「トレンドが変わった」と読むのは、少なくとも今日の時点では早い。
XRP/USDTの4時間足チャート


4時間足では、上昇が3つの脚に分かれており、押しの深さがこの3脚で一度も深くならなかったのが特徴だ。
第1脚の高値$1.0741から押しは$1.0517まで-2.09%、第2脚の高値$1.1962からは$1.1774まで-1.57%、深夜の高値$1.3440からは$1.2197まで-9.25%で数字だけ見れば3回目がいちばん深いが、この-9.25%は1時間のうちに往復した動きで、4時間足の実体では$1.2606から$1.2326への-2.22%にしかならない。
押しは値幅では深く見えて、確定した足では浅いので、時間足の粒度を変えると印象が反転する典型で、判定は実体側で取る。
MA群をを下から抜けており、上昇配列が4時間足では成立しているが中期MAと長期MAの差は$0.0174で、価格からは-22%も下にありこの距離は、上昇が速すぎて線が追いついていないことの裏返しであり、押しが入ったときの受け皿としては機能しない。
XRP/USDTの1時間足チャート


1時間足では、本日の値動きが二層に分かれ日中の10時間ほどは$1.2585〜$1.3218の狭い帯で往復し、この間のテイカー比率は0.86〜0.95で一貫して1を下回っていた。
上へ動いていないのに成行の売りが優勢という状態が、日中ずっと続いていたが夕方に入って$1.3138から$1.3994へ+6.52%の1本が出る。
この1本のテイカー比率だけが1.0995で、日中で唯一、成行の買いが売りを上回った時間になる。
問題はその次で高値$1.4305を付けた1時間で、建玉は+2.16%(+7.24M枚)増えている。
そしてその1時間のテイカー比率は0.9118で、売りのほうが多く、価格が上昇局面の高値を更新している最中に、建玉が増え、成行は売り優勢でこの組み合わせが意味するのは、降りた売り方の席に、新しい売り方が座り始めたということである。



移動平均は完全な上昇配列だが、価格と10MAの距離は+3.4%しかなく、この線は押しが入れば数時間で追いつかれる位置にある。
- 日足: 本日の日足が$1.2748の日足200MAを終値で上回って確定すれば、10か月ぶりの上抜けが1日分の実績
- 4時間足:4時間足10MAは現在地から-11.0%下にあり、当面の押し目候補としては遠い
- 1時間足:: 1時間足20MAを終値で維持できている間は、押しの範囲として扱う。
本日のXRPエントリーポイントはどこ?


- 短期足のトレンド失速のタイミングで上値抜け後の反落確定確認まで引きつけてショート
本日のXRP/USDT(リップル)では、3日で37%動いた相場に後から乗るのは、方向が合っていても割に合わないことが多いので、ロングならしっかりと戻りを確認してからにしましょう。
$1.4197〜$1.4305への戻り売りが狙い目


本日の高値$1.4305と、その直前の15分足終値$1.4197。この$0.011の帯が、当面の上値の参照点になる。
ここを目指す戻りが入った局面で、①建玉が増えていること ②その足のテイカー比率が1を下回っていることの2つが同時に確認できたときに限って、戻り売りが成立する。
高値更新時に建玉が増えて成行が売り優勢だった形が繰り返されるなら、それは新規の売り建てが同じ場所に入り続けているということであり、上値が抑えられる根拠になる。
逆に、建玉が増えながらテイカー比率が1を超えている場合は入らない。
これは新規の買い建てが入っている形で、この3日間で一度も出ていないパターンにあたり、出ていないパターンが出た瞬間は、相場の性格が変わった可能性のほうを先に疑う。



無理に方向を当てにいくより、建玉が増える向きが変わるのを待つほうがいい。
相場は待った人間には必ずもう一度チャンスをくれるが、急いだ人間には二度目をくれないことがある。
- エントリーポイント:$1.4305引き付け
- 利益確定:$1.298付近から部分利確
- 損切り:$1.45抜け確定
本日の仮想通貨ニュース&注意点とは?


米財務省は8月19日、長期ゾーンの流動性支援バイバックについて、1オペあたり20億ドルという「上限」を、40億ドルという「下限」へ置き換えると発表し規模の引き上げというより、上限という枠組みそのものを外した措置にあたる。
長期金利の低下は、利回りを持たない資産にとって相対的な追い風になる為、暗号資産の全面高が始まったのはこのタイミングである。


先の日程では、ジャクソンホール会合が8月27日から29日に開かれる。
テーマは「Financial Innovation: Implications for Payments and Policy」で、決済と政策への含意を正面から扱う回になる。
- ロング清算ゾーン:$1.2186付近
- ショート清算ゾーン:$1.4086付近

