
イーサリアム(ETH)相場分析予想|3割の戻りに先物が乗っていない、上げを作っているのは現物の吸収です

2026年8月26日のETH/USDT(イーサリアム)相場は、先週の上放れから価格は約3割戻りましたが、同じ期間に先物の建玉は枚数ベースで2.2%しか増えていません。
値段を押し上げているのはレバレッジではなく、現物を吸い上げている資金のほうです。
Trader Z日足の下値は3日続けて切り上がり、値幅は4日連続で縮んでいます。
値幅は6.08%→5.47%→4.46%→2.83%と一段ずつ畳まれ、上辺が水平で下辺だけが立ち上がる三角形になっています。
- 上値は$2,532の一点で二度止まって抑制意識
- 現物ETFは6営業日連続で流入し、先物の建玉は本日1.95%減っている
ETH/USDTのチャート分析


ETH/USDTの日足・4時間足・1時間足をテクニカル分析していきます。特に短期調整局面においての先物OIの変化に注目です!
ETH/USDTの日足チャート


日足の骨格は、この1週間で完全に作り替わり現値は日足の意識される短中長期MAすべてを上回っています。
注目すべきは回復した順序で長い線ほど後から回復したという並びで、これは下落トレンドが終わるときの典型的な順序です。短い足から順に剥がれていく減速の局面とは、向きが正反対になります。
価格帯そのものも変わりました。現値は約7か月ぶりの水準で、この価格で日足が引けたのは今年1月末が最後です。
ただし直近1年の高値$4,769.36からはまだ-48.1%の位置にあり、1年のレンジで見た現在地は29.8%にすぎません。
取り返したのは失地の一部であって、高値圏に戻ったわけではないという距離感は、ここで一度置いておく必要があります。
ETH/USDTの4時間足チャート


上値の実体は明快でサイクル高値は$2,546.78で、そこから数えて上値は$2,532〜$2,546の帯に何度も頭を押さえられてきました。
特に直近は、昨日の日足高値$2,532.95と本日の日足高値$2,532.50が$0.45差という一致を見せています。
日足の区切りをまたいで、深夜と午前の二度、まったく同じ場所で跳ね返されたことになりこの水準はもはや「近い高値」ではなく、明示的な売り板の所在と考えるべきです。
対して下値は、3日続けて切り上がっています。
日足の値幅は6.08%→5.47%→4.46%→2.83%と4日連続で縮小し、上辺が水平で、下辺だけが立ち上がってくる三角形の形です。
この形自体は上抜けを示唆する配置ですが、形が示すのは方向ではなく「どちらかに解消される」という事実だけで、方向を決めるのは形の外側にある需給になります。
ETH/USDTの1時間足チャート


1時間足では、上げた局面だけが陽陰比1.0を明確に超え、下げた局面はすべて1.0を割っていて、方向と実弾の向きが一致しており、値動きは板の薄さではなく実際の売買の偏りで作られています。
それにもかかわらず日中を通して見ると売り側が優勢であることです。
本日全体の陽陰比は0.881、先物テイカー比は0.9244で、いずれも直近3日で最も低い水準です(昨日は1.252と1.0282、一昨日は1.169と1.0164)。建玉も深夜の2,452,098枚から2,404,266枚まで、日中を通して1.95%減りました。
つまり本日に限れば、先物の側は一日かけて降り続けているというのが実測です。
それでも価格が$2,476と横ばい圏で持ちこたえているのは、降りた玉を受け止めている買い手が先物の外側にいるからにほかなりません。



上放れ当日のETHはBTCの2.45倍の増幅率で動きましたが、昨日は0.47倍、本日は0.08倍まで倍率が潰れています。
- 日足:上昇配列は日足200MAまで回復済み
- 4時間足:4時間足20MAが最初の支持で、その直下からサポート機能
- 1時間足:$2,485.30〜$2,493.85の4本を回復できるかが、戻りの合否
本日のETHエントリーポイントはどこ?


- 短期足での上値横軸でのもみ合い形成でOIの変化を確認ロング
本日のETH/USDT(イーサリアム)では、4時間足20MAと1時間足100MAが$0.33差で束になる帯から、24時間の安値$2,455.00をやや上回る水準までのゾーンへの戻り目です。
$2,449〜$2,458付近のロングが狙い目です


この帯が支持として効く根拠は三つあり、上位足のMAが二本重なっていること、直近7日の売買代金の21.8%が$2,400〜$2,450に積み上がっていること、そして日足の下値が3日続けて切り上がっている流れの延長線上にあることです。
押した局面の15分足の陽陰比が0.7を大きく割り込んでいないことを確認し、これが再現するようなら押し目ではなく続落の途中の判定としましょう。
先物の建玉が押しの過程でさらに減っていることで減りながら価格が保たれるのは買い手が現物側にいる証拠ですが、逆に押しながら建玉が増えるなら新規のショートが乗ってきたことを意味し、支持帯の信頼度は大きく落ちます。



買っているのは現物、降りているのは先物。
この構図が続く限り押し目は浅く、崩れるとすればETFの流入が止まったときです。
- エントリーポイント: $2,449〜$2,458付近
- 利益確定:$2,530から部分利確
- 損切り:$2,424割り込み
本日の仮想通貨ニュース&注意点とは?


米国のETH現物ETFは6営業日連続で純流入し、合計$808.2Mを集めました。
その直前の5営業日は合計-$3.0Mとほぼ止まっていたので、資金の向きは一週間で完全に切り替わったことになります。


日次では$30.9M→$71.4M→$186.8M→$219.5M→$184.0M→$115.6Mという推移で、流入の加速は価格が上放れる1〜2営業日前から始まっていました。
値動きが資金を呼んだのではなく、資金が先に入って値動きが後から付いてきた順序です。
- ロング清算ゾーン:$2448.035付近
- ショート清算ゾーン:$2551.151付近

