
ソラナ(SOL)相場分析予想|上げたのに建玉が減った日 — 高値切り下げ6本目で初めて内側に収まった

2026年9月3日のSOL/USDT(ソラナ)相場は、暗号資産市場全体では9月3日、5営業日ぶりにそろって反発しました。
ただしSOLの上げ方には、素直に受け取れない部分があります。価格は上がったのに、先物の建玉は減りました。
新しい買い手が入ったのではなく、安いところで売った玉が外れただけ、という形です。
Trader Z日足は高値を6本連続で切り下げた後、本日初めて前日レンジの内側に収まりました。方向はまだ出ていません。
- 9月2日安値$97.34からの戻りは下げ幅の26.5%どまり
- 上値は$101.2〜$102.7に3本のMAと売買代金の最厚帯
SOL/USDTのチャート分析


SOL/USDTの日足・4時間足・1時間足をテクニカル分析していきます。特に4時間足の終値で抜けられるか、戻りと転換に注目です!
SOL/USDTの日足チャート


8月27日に+11.88%という一本の急騰があり、翌28日に$110.60で天井を打ちました。
そこから9月2日安値$97.34まで-11.99%でこの間の値動きの形は明快で、高値が階段状に切り下がり続けた6日間でした。$110.60→$107.93→$107.44→$107.09→$104.98→$102.30→本日$101.33と、一度も前日高値を超えていません。
対して安値は9月2日で切り下がりを止め、本日は前日安値の上に置かれました。
高値切り下げが6本、安値切り上げが1本という比率が、いまの力関係をそのまま表しています。
本日の足はレンジ3.25%で、625本中13.6%ileという収縮側で前日の高安を上下とも越えないインサイド足であり、方向を決めていない足だと読むのが正確です。
SOL/USDTの4時間足チャート


この時間軸が本日の主戦場です。終値は84MAの上で6本連続を保っていて、中位足の支えは生きています。
一方で20MAは終値ベースで割ったまま連続本数がゼロに戻っており、上からの蓋として機能しています。
支えと蓋が同時に存在するとき、見るべきは値幅ではなくどちらの向きに実弾が付いているかです。
本日の1時間足を陽陰で分けると、陽線12本に$785.26M、陰線9本に$573.40Mで、陽線側が1.37倍でした。
前日9月2日は同じ計算が0.48倍、つまり陰線側に2倍の代金が付いていました。1営業日で代金の偏りが反転しています。
SOL/USDTの1時間足チャート


15分足では20MA・84MA・200MAの3本が$99.96〜$100.52の0.56%幅に収束しています。
3本が束になった直上に価格がいる形で、短期は方向感を失った状態から上へ抜けかけたところです。
1時間足では20MAの上で19本連続、しかし84MAはまだ一度も終値で回復できていません。
短い足から順に戻ってきているが、上位から2本目でつかえているという順序です。8月28日以降の崩れが「短い足から先に剥がれた」順序だったので、戻りもその逆順で進んでいます。
中身は買い戻し寄りで買売比を出来高で加重すると、深夜0時〜8時が0.9547(売り優勢)、8時以降が1.0542(買い優勢)でした。ただし1時間足20本のうち買い比率が1を下回った足は12本と過半で、日中通算の1.0112は少数の大きい足に依存しています。全体が買い上がったのではなく、数本の買いが平均を持ち上げた形です。



短期足の最短の判定線は84MAです。ただし水準に触れただけでは条件になりません。
- 日足:日足は「押しの深さを測る局面」であって、崩れを警戒する局面ではありません
- 4時間足: 84MAを終値で維持できている間は、この下げは日足の上昇の中の調整
- 1時間足:建玉が増えることが、実弾を伴った戻りの最低条件
本日のSOLエントリーポイントはどこ?


- 成立条件を建玉で取る形で上値からの戻りを狙う
本日のSOL/USDT(ソラナ)では、上値に直近200時間の建玉を価格帯へ割り付けると、最大の積み増しは$102.5〜$105.0で+486,646枚、最大の解消は$107.5〜$110.0で-262,809枚でした。
前者は上値の抵抗であると同時に、抜けた場合に踏み上げが発生しやすい帯でもあります。
$102.7への戻り売りが狙い目


上値の帯には3つの根拠が重なっています。
1時間足84MA、4時間足20MA、1時間足200MAの3本がこの範囲に並び、さらに1時間足400本の売買代金分布で最も厚い帯が$102.5〜$105.0(全体の14.37%)です。
加えて直近200時間の建玉を価格帯へ割り付けると、最も玉が積み増された帯も$102.5〜$105.0で+486,646枚でした。抵抗の理由が3種類そろっています。
$101.2〜$102.7へ戻した1時間足で、建玉が増えていないことを条件にします。建玉が減りながら到達したなら、それは買い戻しが尽きた場所です。



4時間足の終値で$102.65を超え、かつその足で建玉が増えたときは、本稿の戻り売り前提を取り下げ見送りましょう。
- エントリーポイント:$102.7付近
- 利益確定:$100以下で部分利確
- 損切り:$104上抜け
本日の仮想通貨ニュース&注意点とは?


9月2日の米金利先物では、9月会合の利上げ織り込みが66.43%→60.00%へ6.43pp低下しました。
政策パスの上側が初めて下へ引き戻された日で、暗号資産の反発はその翌営業日に出ています。順序としては整合的ですが、現物の米国債利回りは同日ほぼ無風(2年0bp / 10年0bp)で、金利側からの後押しは確認できていません。
動いたのは織り込みであって、実際の金利ではありません。


建玉は8月28日のピーク9,249,805枚から現在8,648,427枚まで-6.50%です。
高値から安値までで-6.16%、そこからの戻り局面でもさらに-0.43%減りました。下げでも戻りでも玉が減っているため、新規の買い建ては入っていません。名目$0.87Bは循環供給の1.48%です
- ロング清算ゾーン:$97.97付近
- ショート清算ゾーン:$102.101付近

