リップル(XRP)相場分析予想|2週間ぶり高値をつけたが、上昇の後半は建玉を減らしながら進んでいる

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2026年7月21日のXRP/USDT(リップル)相場は、$1.1326で推移し、前24時間比+4.03%と上昇している。
本日の高値$1.1385は7月7日以来およそ2週間ぶりの水準で、7月中旬の戻り高値$1.1302を上抜けた。
値動きの形だけを見れば、7月6日の高値から続いていた調整局面が終わりを告げたように映る。

Trader Z

ただし今日の上昇は、一日を通して同じ性質だったわけではない。
未明から早朝にかけての上昇は建玉を積み増しながら進んだのに対し、昼過ぎ以降の上昇は建玉を減らしながら進んでいる。
同じ方向に同じだけ動いていても、動かしている主体が途中で入れ替わり、上昇の後半に新しい買い手がいないという事実が、今日のXRPを読むうえで最も重い。

本日のXRP/USDT注目ポイント
  • 早朝5時の351.42M XRPをピークに減少へ転じ、現在346.85M XRP
  • 出来高の付き方は明確に上向きに偏っている、本日の1時間足は上げ足の平均出来高が下げ足の1.94倍
目次

XRP/USDTのチャート分析

XRP/USDTの日足・4時間足・1時間足をテクニカル分析していきます。特に上昇転換もOIピーク後の反落に注目です!

XRP/USDTの日足チャート

まず、ここ2週間の形を整理しておきたい。
7月6日の高値$1.1650から始まった調整は、7月13日の安値$1.0535で下値を確定させている。その後の値動きで注目すべきは高値の並び方だ。
$1.1302~$1.0958と徐々に切り下がった連鎖が7月17日で止まり、7月18日~そして本日$1.1385と、4営業日連続で高値が切り上がった。高値切り下げの階段が反転し、切り上げの階段に組み替わった形である。

そのうえで本日の高値は、直前の戻り高値$1.1302を上抜けており、調整局面のあいだ一度も超えられなかった水準を超えたことで、下降局面を定義していた構造条件がひとつ外れた。
MAとの関係では、日足20MA($1.1085)を7月20日に回復し、本日は日足50MA($1.1193)も上回って推移しているがこの日足50MA突破の中身は、確定足まで額面どおりに受け取らない方がよい。

XRP/USDTの4時間足チャート

4時間足では、上昇が二段構えで進んだ経緯が読み取れる。第一段は昨日夜から本日未明にかけての区間で、$1.0864の安値から$1.1207まで一気に水準を移した。
第二段は昼過ぎからの区間で、出来高16.46M XRPを伴って本日高値$1.1385をつけた。どちらの段も相応の売買を伴っており、値だけが飛んだ動きではない。

MAの並びは、下から順に積み上がる形で回復している。
現在値$1.1326は意識されているMA群すべて上回っており、ここで注目したいのは回復の順序だ。
短い足のMAから先に取り返し、最後に最も長い日足50MAが入っている。
上位足から先に崩れる展開は下降トレンドの発生を意味するが、今回はその逆で、下の足から順に積み上がっている。これは減速ではなく、回復の順序である。

XRP/USDTの1時間足チャート

ここが本日の核心にあたる、1時間足で価格と建玉を並べると、上昇の性質が途中で変わったことがはっきり出ている。
未明から早朝にかけての区間では、価格が$1.1168まで+2.13%上昇するあいだに、建玉が345.04M XRPから351.42M XRPへ+6.38M XRP(+1.85%)増えている。
価格と建玉が同じ方向に、ほぼ同じ幅で伸び、これは新規の買い建てが上昇を作っていた状態を示す上昇の第一段は、実際に新しい資金が入って生まれたものだった。

ところが早朝5時の351.42M XRPを境に、建玉は減少に転じる。
現在の建玉はピークから-4.57M XRP(-1.30%)減って、その間に価格は$1.1168から$1.1326へ+1.41%上昇した。
価格は上を向き、建玉は下を向いている、とくに夕方前の1時間では、建玉が当日最大となる-1.12M XRPの減少を記録しながら、価格は上昇している。

建玉が減りながら価格が上がる状態は、新しい買い手が入ったのではなく、既存のポジションが解消されていることを意味する。
同じ時間帯のテイカー比率が平均1.085とやや買い越しで推移していることを合わせると、買い注文で決済されている側、すなわち売り方の買い戻しが主体と読むのが自然だ。

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ただし同時に、上昇局面で積んだ買い建ての利益確定決済が進んでいる可能性も残る。
いずれにせよ共通しているのは、この上昇の後半には新規の資金が入っていないという点である。

  • 日足:日足20MAを実体で割り込んだ場合は、上抜けを一時的なものと判断
  • 4時間足: 4時間足終値で$1.1193)を維持できる間は、上昇の第三段として高値$1.1514を目指す構図
  • 1時間足:1時間足20MAは日足50MAと同一水準に重なっており、上昇の下支えとして最も重要な帯

本日のXRPエントリーポイントはどこ?

本日のエントリーポイント
  • $1.1193〜$1.1227の重なり帯でのOI再拡大時狙い

本日のXRP/USDT(リップル)では、現在値$1.1326での追随買いは避けたい。
理由は水準ではなく、上昇の後半で燃料が入れ替わっている点にあり、新規の買いが入っていた時間帯はすでに終わり、直近の値上がりはポジション解消で作られている。
買い戻しによる上昇は、戻すべき売りポジションが尽きた地点で止まる。その地点を事前に知る方法はないため、現在値を追う行為はリスクの見積もりが立たない。

$1.1193〜$1.1227の重なり帯が狙い目

狙いたいのは$1.1193〜$1.1227の帯だ。この水準には日足50MA($1.1193)と1時間足20MA($1.1193)がほぼ同一水準で重なり、そのすぐ上に15分足50MA($1.1227)が控えている。
時間軸の異なる複数のMAが同じ場所に集まっており、押しが入った場合に反応が出やすい。

ただし到達だけを条件にはしないので注意、この帯まで下げてきたときに、建玉が減らずに反発することを確認したい。
価格が下がりながら建玉も減る形なら、それは押し目ではなく、本日積み上がった建玉の解消がまだ続いているだけであるので、逆に価格の下げに対して建玉が横ばい以上を保つなら、下がったところで新しい買いが入っている証拠になる。

今日のXRPで足りないのは価格の位置ではなく新規の資金であり、そこが戻らないまま水準だけ下がっても意味がない。

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もう一方の入り方は、本日高値$1.1385を上抜ける展開だ。
この場合の条件も同じで、建玉の増加を伴った上抜けであることを求めたい。
本日午後のように建玉を減らしながら超えていく形は、買い戻しが値を押し上げているだけであり、その先の伸びは続きにくい。

  • エントリーポイント: $1.1193〜$1.1227付近
  • 利益確定:$1.1385(本日高値付近~部分利益確定)
  • 損切り: $1.1080を4時間足実体で下抜け

本日の仮想通貨ニュース&注意点とは?

上値に滞留していた売りは、今日の上昇である程度消化された。
7月15日の高値$1.1302は調整局面の戻り上限として機能してきた水準であり、ここを上抜けたことで、その付近で買って戻りを待っていた参加者の売り圧力は一巡した可能性が高く、次に同じ性格の売りが控えるのは7月7日高値$1.1514の周辺になる。

一方で建玉の総量は7月に入って着実に増えている。
日次ベースで7月12日の318.93M XRPから本日9時時点の349.66M XRPまで+9.6%増加しており、市場全体としてはレバレッジのかかったポジションが積み上がった状態だ。
この水準の建玉は、方向が定まっているうちは推進力になるが、逆行したときには解消の連鎖を起こす燃料にもなる

  • ロング清算ゾーン:1.101ドル付近
  • ショート清算ゾーン:1.14375ドル付近

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