
イーサリアム(ETH)相場分析予想|上値を$1,930の一点に押さえられたまま、方向が変わっても実弾の大きさが変わらない

2026年8月10日のETH/USDT(イーサリアム)相場は、4時間の変動率は-0.14%、値幅は$1,906.17〜$1,938.22の1.68%に収まっている。
上位足の上昇配列は無傷のまま、日中の値動きだけが上にも下にも実弾の裏づけを失った。
Trader Z15分足で本日を四つの局面に切ると、陽線と陰線の平均出来高の比は0.930〜0.989の範囲に収まり、上げた局面と下げた局面で有意な差がない。
- 4時間足20MA($1,917.80)の上でキープできるか
- 日足20MAと日足100MAが$2.96差に収束
ETH/USDTのチャート分析


ETH/USDTの日足・4時間足・1時間足をテクニカル分析していきます。特に上位での横軸もみ合いの抜ける方向に注目です!
ETH/USDTの日足チャート


日足の骨格は、この数週間でむしろ整っており、現値は日足20MAの上に6日連続で乗っており、直近では日足100MAも+0.96%の位置で跨いだ。
残る抵抗は日足200MAだけで、こちらは-6.24%の下、51日連続で下側にいる、30日レンジ($1,750.20〜$1,981.24)における現値の位置は72.8%で、レンジの上側3割に留まり続けている。
いま日足で最も重要なのは、二本のMAが同じ場所に集まってきたことだ。
日足20MAと日足100MAの差はわずか$2.96と中期の平均コストと短期の平均コストが一致するということは、この帯を割るときは両方の支持が同時に外れるということでもある。
逆に言えば、そこまでは押し目の受け皿が二重になっている。日足20MAの明日の水準は「本日終値が$1,878.38を上回るかどうか」で切り上がるか切り下がるかが決まる閉じた式で表せるため、現値から-2.1%以上下げない限り、この支持帯は明日も上を向いたまま残る
ETH/USDTの4時間足チャート


4時間足は完全な上昇配列を保っている。
上からの順で、50MAと100MAが$0.56差でほぼ完全に重なっているのが今の特徴で、日足でも$2.96差の収束が起きているから、上位足では二つの時間軸で同時にMAが束になっていることになる。
束になったMAは、抜けるまでは強い支持として機能し、抜けた後は複数の支持が一度に失われる。どちらに転んでも、次の動きの初速が大きくなる配置だ。
現値は4時間足20MAの上わずか+0.03%。この足に張り付いた状態が続いており、上位足のトレンドラインをそのまま歩いている形になり、上に伸ばしたときに買いが引っ込み、下げたときに買いが出るという反応は、トレンドフォローの買いではなくレンジ内の逆張りが主体になっていることを示している。
ETH/USDTの1時間足チャート


短い足から順に剥がれてきており、MAの方向性に張りが失われてきている状況です。
15分足まで落とすと、15分足20~100MAのすべてが現値の上で上位足から崩れているのではなく、下位足から順に失われているので、これは崩壊ではなく減速の順序である。
日中の形は明快で15分足で見ると、朝方の急落が$1,906.17で止まった後、安値は$1,912.60~と階段状に切り上がったが高値のほうは$1,929.43、$1,930.84、$1,929.74と、$1.41幅の一点に3回押さえ込まれている。
上値が固定されたまま下値だけが切り上がる形で、夕方にその切り上げの階段が折れ、安値は$1,916.12まで押し戻された。



問題は、この上下動のどちらにも実弾の偏りが出ていないことだ。
本日を15分足の確定足で四つの局面に切り分けられる。
- 日足:上昇配列は日足100MAまで回復済み
- 4時間足: 4時間足20MA($1,917.80)は判定線であって支持線ではない
- 1時間足:MA二本をまとめて上抜き返せるかが戻りの合否になる
本日のETHエントリーポイントはどこ?


- $1,906〜$1,900の短期足の押し目付近からロング
本日のETH/USDT(イーサリアム)では、本日安値$1,906.17、日足100MA($1,900.14)、日足20MA($1,897.18)が$9幅のなかに三つ重なる。
上位足の上昇配列が生きている状態で、二本の日足MAと当日の底が同じ場所に来る帯は、押し目の候補として最も素直な位置になる。
$1,906〜$1,900の重なり帯まで引き付けてのロングが狙い目


下の空洞が損切り位置を決めてくれ1時間足168本(7日)の出来高を$10刻みで分布させると、$1,910〜$1,920に27.57%、$1,900〜$1,910に16.26%、$1,920〜$1,930に15.87%が積み上がり、$1,900〜$1,930の$30幅だけで7日出来高の59.70%を占める。
その直下、$1,880〜$1,900の$20幅にはわずか3.19%しかなく、厚みで比べると約12.5倍の差で、$1,900を明確に割ると次に足を置ける床は$1,870台まで存在しない。
SLを$1,890に置くのは、この空洞のなかで耐える意味がなく、同時にここは4時間足MA群とも重なる水準の直下でもあり、上昇配列そのものの否定水準と一致する。
上値方向の抵抗が薄く、現値より上に積み上がっている7日出来高は全体の23.5%にとどまり、$1,930の壁さえ抜ければ$1,943.02までは比較的軽い為、エントリーからTP1までが$26前後、SLまでが$14前後で、報酬とリスクの比は1.8倍を確保できる。



到達を条件にすると、薄い板で滑って来ただけの価格を掴むことになるので、今日のように方向が変わっても実弾の大きさが変わらない相場では、価格が条件を満たすことと需給が条件を満たすことは別に測るべきだ。
- エントリーポイント: $1,908〜$1,900付近
- 利益確定:$1,930付近から部分利確
- 損切り:$1,890実体割れ
本日の仮想通貨ニュース&注意点とは?


ETFフローは、ここで明確に色が変わった。米国ETH現物ETFは直近4営業日で+$255.6M、日量+$63.90Mの流入超。その直前5営業日は-$13.6M、日量-$2.72Mだったから、符号が反転したうえに規模が23倍になっている。
供給と並べると、需要第一層だけで供給の11.7倍、差し引き日量$58.4M規模の需要超過になる。


これはBTCと比べても厚い。同じ5営業日でBTC現物ETFは絶対額では圧倒するが、時価総額比に直すとETHのほうが濃い。
大口は逆を向いている。上位トレーダーのポジション比率は日中を通じて1.3584から1.3199へ低下し、15日レンジでは41.1%tileの中位で口座ベースでも1.5316から1.4131まで落ちた。ETFが買っている一方で、先物の大口はロング比率を落としている。
- ロング清算ゾーン:$1907.49
- ショート清算ゾーン:$1944.21

