イーサリアム(ETH)相場分析予想|上値の目安が移動平均から消え、8か月ぶり高値で日足の最後の並びを待つ

2026年9月21日のETH/USDT(イーサリアム)相場は、$2,711.58で推移しています。
価格のいちばん近くにあるのは15分足20EMAで、0.6%下でそこから1時間足20EMAと15分足84EMAが2%前後で続き、いちばん遠い日足の84EMAと200EMAは22%下にあります。

Trader Z

近い数本と遠い2本のあいだが大きく空いた並びです。
なお15分足20EMAは0.6%しか離れておらず、少し下げるだけで支えから抵抗へ入れ替わる位置にあります。

本日のETH/USDT注目ポイント
  • 上値の参照点が移動平均から出てこない、いちばん近い15分足20EMAでも0.6%下にあり、価格より上の移動平均は1本もありません
  • 上を測る材料は1月末に急落が通過した価格帯だけ
目次

ETH/USDTのチャート分析

ETH/USDTの日足・4時間足・1時間足をテクニカル分析していきます。特に3本とも上昇型で、方向がそろっていない足はないため、このままトレンドの継続に注目です!

ETH/USDTの日足チャート

日足の形は、高値の切り上げが5日続く階段です。
5日前の安値から本日高値までで16.6%の上げになり,途中で一度だけ安値の切り上げが途切れましたが、差は0.05%しかなく、実質的には続いた形です。

この上げで、日足は3本すべてを上に置いた状態が5日目に入りました。
残っているのは、84EMAと200EMAの上下だけで84EMAが200EMAの下へ回ったのは昨年12月で、281日続いています。いまその差は0.15%まで詰まりました。
明日の終値が$2,457.23以上なら交差が成立し、現値から9%下げてもなお届く水準で、$2,300まで下げても4日後には成立します。成立するかどうかではなく、すでに時期の問題になっています。

ETH/USDTの4時間足チャート

この局面の起点は3日前の朝の4時間足です。
この1本で20EMAと84EMAを同時に越え、以後20本、3本すべての上で引け続けています。
200EMAの上は244本連続で並び順も上から20EMA・84EMA・200EMAの上昇型です。

注目したいのは、前日の押しの止まり方で下げ幅は3.9%、今回の上げ幅のちょうど3分の1にあたります。
その押しで、4時間足の安値4本が続けて20EMAのすぐ上で止まりました。
20EMAとの差はいずれも0.1%前後、いちばん離れた足でも0.24%で実体では割らず、同じ水準で4回跳ね返された形になります。

ETH/USDTの1時間足チャート

前日の押しで割れたのは、1時間足20EMAと15分足の3本だけでした。
同じ押しで、1時間足の84EMAと200EMAは一度も終値割れしておらず、短い足だけが入れ替わり、そこから上は無傷という浅い押しです。1時間足20EMAは前夜のうちに戻し、19本続いています。

本日の上げ方は一本調子ではなく、午前に一度伸ばしたあと夕方まで7時間ほど横ばいが続き、そこから改めて上げ直して18時台の15分足で高値をつけました。
間に長い踊り場を挟んだ二段階の上げです。夕方からの一段だけで、4時間足1本の値幅は3.3%あります。

高値からいまは1.4%の押しです。押した位置は15分足20EMAの上で、夕方の一段で上げた分の4割ほどを戻した計算になります。上げた直後の押しとしては浅く、いまのところ高値をつけた足の範囲に収まっています。

Trader Z

本日の上値は、移動平均ではなく過去に値段が通過した価格帯でしか測れません。
直上は$2,737〜$2,761で、1月末の下げが1日で通過した場所でその上は$2,775〜$2,787、さらに$2,866〜$2,888が続きます。
いずれも急落が一気に抜けた価格帯で、買い手が止めた実績はありません。

  • 日足:上は$2,737〜$2,761を日足の終値で上に抜けるかどうか
  • 4時間足:4時間足の終値が20EMA$2,608.06の上にある限り、押しは上昇のなかの調整
  • 1時間足:20EMA$2,695.75を15分足の実体で割ると、$2,658.39〜$2,660.48

本日のETHエントリーポイントはどこ?

本日のエントリーポイント
  • 浅めの資金管理で深くは追わず、短期の戻し程度で支え確認できたらロング

本日のETH/USDT(イーサリアム)では、15分足84EMAと1時間足20EMAが重なる$2,658.39から、15分足20EMA$2,695.75までが押し目買いの価格帯です。

押し目買いは$2,658〜$2,696が狙い目

現状の上値を押し上げた環境だと、上には$2,737〜$2,761、1月末の急落が通過した最初の価格帯にあたります。
現在値はその2つのあいだにあり、上までは1.0%、下側の上端まではわずか0.6%です。

$2,658〜$2,696へ押した15分足で、実体が$2,658を割らず、安値の切り上げが2本続いたことを条件に買い場を探していき、水準に届いただけでは入りません。
届いても安値の切り上げが出なければ、押し目ではなく上げの終わりです。
深い押し目に切り下がりの戻りを形成を待つ戦略では、$2,608〜$2,628(4時間足20EMAと15分足200EMA)。
9月20日に4回止まった水準を含むため、こちらのほうが根拠は厚くなります。4時間足の実体が$2,608を割らないことが条件です。

Trader Z

価格が$2,696〜$2,737の間にある間は、新規を入れません。
現在値はこの範囲にあります。
日足20EMAとの乖離が直近252日で上から1割に入る大きさで、ここから上を追う根拠が乏しいためです。

  • エントリーポイント:①$2,658〜$2,696/②$2,608〜$2,628
  • 利益確定:$2,749.98 から部分利確
  • 損切り:$2,595 の実体で下抜け

本日の仮想通貨ニュース&注意点とは?

先週は日米そろって利上げで通過しFRBは9月16日の会合で誘導目標の上限を3.75%から4.00%へ引き上げ、実効FF金利も3.63%から3.88%へ上がっています。
日銀は9月18日、無担保コール翌日物を1.0%程度から1.25%程度へ引き上げました。

上値の判定がむずかしい局面です。移動平均が12本とも下にあるため、上で使える基準は1月末の3つの価格帯しかありませんので上下に構える清算ゾーンの価格帯に注視し、どれも一気に通過した場所で、買い手が止めた実績はありません。通過しただけの価格帯は、抵抗としては弱いと考えておくほうが安全です。

下側はその逆で、根拠が厚くなっています。
$2,608前後は前日に4時間足の安値が4回そろって止まった水準です。同じ場所で複数回止まった水準のほうが、一度も止まっていない上値より信頼できます。

  • ロング清算ゾーン:$2688.96付近
  • ショート清算ゾーン:$2743.72付近

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