イーサリアム(ETH)相場分析予想|日足84EMAを挟んで高値を切り下げる揉み合いの中で、下ヒゲは2度とも8月末からの揉み合いの下限の下で買い戻された

2026年10月20日のETH/USDT(イーサリアム)相場は、先週の木曜からの6日間は日足84EMAを挟んで上下に振れる揉み合いですが、その中で2度、8月末から9月初めにかけての揉み合いの下限の下まで売り込まれた場面は、どちらも数時間で下限の上へ買い戻されていて、しかも2度目の売りの勢いは1度目の半分以下だったため、この下限の周りを当面の下値の候補と見ています。

Trader Z

ただ、揉み合いの高値は4度続けて切り下がっていて、短い足は今日の午後から下を向き直しているので、上を追わずに揉み合いの下限まで押すのを待ち、短い足が下げ止まったのを確かめてから拾います。

本日のETH/USDT注目ポイント
  • 揉み合いの下限の下で付いた2度の安値は、どちらも数時間で買い戻された
  • 揉み合いの高値は4度続けて切り下がり、今日の午後からは短い足が下を向いている
目次

ETH/USDTのチャート分析

ETH/USDTの日足・4時間足・1時間足をテクニカル分析していきます。特に*日足はEMAの並びがまだ上昇の形を保ったまま、84EMAの上下を行き来して下げ止まりを探していますが、短い足ほど下降の並びが長く続いていて、上位の足の支えの上で、下位の足の下げが続いている形に注目です!

ETH/USDTの日足チャート

日足は、上昇の並びを保ったまま、84EMAを挟んで高値を切り下げる揉み合いです。
9月の天井圏からの下げが日足84EMAの手前で止まったところでしたが、先週の木曜にその安値を割り込んでからは、84EMAの上下を日ごとに入れ替わりながら、高値だけを4度続けて切り下げていて、20EMAには13日続けて届いていません。
84EMAそのものはこの1週間ほとんど横ばいで、揉み合いの中心の役を果たしているので、日足の判定は下降に変わったのではなく、上昇の流れの中の調整が84EMAで長引いている段階と見るのが妥当です。

下の側では、8月末から9月初めにかけての揉み合いの下限が、もう一度効いています。
8月の急騰のあと、ETHはこの下限を何度か試してから9月の上げに入りましたが、今回の下げでは先週の木曜と昨日の2度、下限の下まで売り込まれて、どちらも長い下ヒゲを残して下限の上へ戻し、その間に一度だけ付いた日曜の安値は、8月と9月に付けた2つの安値とほぼ同じ価格で止まっています。
下限の下では売りが続かず、下限そのものでは買いが待っていることが、3つの安値の並びから読み取れます。

ETH/USDTの4時間足チャート

4時間足は、下降の並びの中で、20EMAに沿って横に這う形です。
84EMAの下では80本続いていて、上位の下降の流れは崩れていませんが、昨日の未明の安値のあとは20EMAの上と下を行き来していて、下げの角度はほぼ平らになっています。

ただし、4時間足の高値も昨日から切り下がり始めています。
昨日の戻りの高値は1時間足200EMAの手前で止まり、今日の高値は4時間足20EMAをわずかに越えただけで押し戻されて、いま進んでいる足は20EMAの下にあるので、4時間足の判定は下降のまま、20EMAに沿った揉み合いが下へ傾きかけているところです。

ETH/USDTの1時間足チャート

1時間足は、昨日の未明の安値から陽線を重ねて1時間足200EMAの手前まで戻し、そこから高値を切り下げて押している形です。
昨日の安値を付けた下げは、陰線の売買代金が陽線の約6.5倍で、売りに実弾が付いていましたが、1時間あたりの代金は先週の木曜の下げの半分以下にとどまり、続く戻りでは陽線の代金が陰線の11倍まで広がっていて、安値の下では売りの量が細り、戻りには買いの量が付いたことが分かります。

一方で、今日の午後からの押しは、陰線の代金が陽線の約2.5倍で、1時間あたりの代金は昨日の戻りとほぼ同じです。
戻りと同じ量の売りが今日の午後に出ていて、1時間足は20EMAと84EMAを下に抜け、15分足では3本のEMAすべての下で20本以上が続いているので、短い足の下げは、まだ止まる形を見せていません。

Trader Z

上は、1時間足の終値が1時間足84EMAの上で2本続いたときが、今日の午後からの押しが終わった最初の合図になります。

  • 日足: 日足の終値が日足200EMAの$2,313を割った場合は、61日続いた200EMAの上の位置を失う
  • 4時間足:4時間足の終値が昨日の高値の$2,446を越えれば、1時間足200EMAと昨日の高値をまとめて上に抜け
  • 1時間足:押し目を拾う場面では、1時間足の終値が昨日の安値の$2,329を割らないこと

本日のETHエントリーポイントはどこ?

本日のエントリーポイント
  • 押し目は$2,329〜$2,357で拾い、先週の木曜の安値の$2,318は損切りの目安にする

本日のETH/USDT(イーサリアム)では、揉み合いの下限の下で2度とも買い戻されたため、押し目を拾うことを主軸にします。
ただし揉み合いの高値は切り下がり続けていて、短い足は今日の午後から下を向いているので、現在値の周りでは買わず、揉み合いの下限まで押すのを待ちます。

押し目は$2,329〜$2,357までの引き付けで拾うのが狙い目

昨日の安値と8月末からの揉み合いの下限に挟まれた$2,329〜$2,357まで押すのを待ち、1時間足の終値が$2,329を割らずに引け、15分足の終値が20EMAの上で2本続いたのを確かめてから買います。
この価格帯は、8月と9月と日曜に安値が3度そろった下限から、2度の下ヒゲのうち浅いほうの昨日の安値までの範囲で、ここで下げ止まれば、揉み合いの下限での買い戻しが3度目も起きたことになるので、日足84EMAの揉み合いが下へ崩れずに続いていると判断できます。

最初の利確は、4時間足20EMAと1時間足84EMAと今日の高値が重なる$2,410〜$2,421に置き、残りは1時間足200EMAと昨日の高値の$2,444〜$2,446で利確して、4時間足の終値が$2,318を割った場合は損切りします。

Trader Z

4時間足の終値が昨日の高値の$2,446を越えた場合は、4度続いた高値の切り下げが止まったことになるため、一部を残して$2,481〜$2,494まで目標を延ばします。

  • エントリーポイント:$2,329〜$2,357付近
  • 利益確定:$2,410〜$2,421から部分利確
  • 損切り:$2,318実体抜け

本日の仮想通貨ニュース&注意点とは?

ETHの先物の建玉は、先週の木曜の急落の間に3%近く減り、そのあとも週末にかけて合わせて6%ほど減って、この2週間の最小まで落ちました。
価格が下がりながら建玉が減ったので、この急落の中心は買いの建玉の手仕舞いで、上に積み上がっていた買いはこの時点でかなり整理されて昨日の安値からの戻りの初めにも建玉は1%ほど減っていて、反発の最初の一押しは、安値の近くで入った売りの買い戻しでした。

米国のETHの現物ETFは、今月に入ってから13営業日のうち12日で資金が流出していて、合計の流出は10億ドルを超え、先週の水曜から昨日までは4日続けて流出し、昨日の流出は今月の上旬以来の大きさでした。
先物の買いの建玉は先週の急落で整理されていますが、現物の側では長い目線の売りがまだ止まっておらず、戻りの場面で上値を抑える力になりやすいので、押し目を拾っても、最初の利確の水準では欲張らずに一部を利確する理由になります。

  • ロング清算ゾーン:$2360.65付近
  • ショート清算ゾーン:$2432.13付近

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