
GYAN BLUEコイン(NYAN)相場分析|売りが引いただけの戻り、推進力は短期足から剥がれ始めた

にゃんまるコイン(NYAN) リアルタイムチャート
2026年7月20日のNYAN/USD(GYAN BLUEコイン)相場は、は中旬の高値から4営業日かけて切り下げたあと、週末をまたいで戻りの局面に入っている。ただしこの戻りは、直前の下落とはまったく性格が異なる。



下げは実弾を伴って進み、戻りは実弾を伴わないまま進んできた。
同じ値幅を動いていても、動かしている力の中身が違う。
戻り局面をここまで支えてきた「安値の切り上げ」が、午後に入って初めて途切れている。
- 戻り局面で続いていた安値切り上げが本日崩れ、短期足のMAを下から支えていた関係が上から押さえる関係へ反転
- 下落局面と戻り局面で出来高の水準が約3倍差、上昇は需要の出現ではなく売り圧力の一巡
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NYAN/USDのチャート分析


NYAN/USDの4時間足・1時間足・15分足をテクニカル分析していきます。特に売り圧力一巡後の定着の価格帯に注目です!
NYAN/USDの4時間足チャート


今回の下落がどういう形で進んだかを押さえておきたい。
中旬の高値から底値までの下げは、一度に崩れ落ちるタイプの動きではなかった、戻りを試しては前の高値に届かず、その都度一段低い位置で売りに押し返される、という往復を繰り返しながら水準を切り下げている。
高値が階段状に切り下がり続けた形であり、売り手が主導権を握ったまま時間をかけて価格を移した動きでこの形は、下げ切ったあとも上値に「前回売られた記憶」を層として残す。
底を打ったあとの動きは、その裏返しの形になっており、安値が一段ずつ持ち上がり、押しの深さが徐々に浅くなっていく階段が形成され、ここまでは反発局面として素直な形だ。
問題は、その階段の一段一段が次第に小さくなってきたことにあり、上げ幅の縮小は、押し戻す力そのものが弱っているサインとして読む必要がある。
NYAN/USDの1時間足チャート


推進力の減衰は、より短い足で先に現れており、戻りが最も勢いを持っていたのは前日夜から本日未明にかけての区間で、この時に価格は一段まとまった幅を駆け上がった。
ところが夜が明けてからの上昇は、値は伸びているのに動きの中身が伴っておらず、上げていく過程の出来高がほとんど立っておらず、本日の戻り高値そのものが、事実上ほぼ取引のない状態で記録されている。
これは薄い板を通過しただけの上昇であり、その水準に買い需要があることの証明にはならない。
買い支えの裏づけがない高値は、売りが少し出ただけで簡単に剥がれる。
実際、午後の押し戻しでは上昇時よりも明確に出来高が乗っており、上げには金額が付かず下げには付く、という非対称が同じ日の中で観測できている。方向を持っているのは下向きの動きの方だ、と素直に読むべき場面だ。
MAの側でもすでに反転が起きている。1時間足20MA($0.0000110)は上昇局面では価格を下から支える位置にあったが、午後の押しで価格がこれを下抜け、現在は上から押さえる側に回っている。
NYAN/USDの15分足チャート


もっとも短い時間軸では、上昇の終わり方がはっきり残っていて、戻り高値をつけた前後の値動きは、上に伸びる力が尽きた瞬間の典型的な形をしている。
高値更新の一本一本が細く、更新幅も縮み、そのまま横に張り付いた後に下方向へ抜けた形で、上値追いの参加者がいなくなり、売りが出た側に自然と傾いた流れだ。
そこから現在までの動きは、戻し方に力がなく、下げたあとの反発が前の下落分を取り返せず、小刻みに位置を下げながら推移している。
15分足20MA($0.0000111)は完全に価格の上方へ抜け、下げの過程で価格を押さえる役割に転じた。15分足50MA($0.0000109)は下方に控えており、この二本の間に価格が挟まれた状態が続いている。
上下どちらのMAに先に触れて反応するかが、短期の方向を決める材料になる。



15分足中期MA($0.0000109)を下抜けた場合は、4時間足のサポート帯まで調整が伸びる展開を想定して短期の転換、定着に注視する。
- 4時間足:4時間足短期MAの帯を実体で維持できる間は戻り継続の余地
- 1時間足:1時間足20MAを1時間足実体で回復できるかが、本日の押しが一時的な調整にとどまるかどうかの判断材料
- 15分足: 15分足20MA($0.0000111)を実体で回復するまでは戻り売り優位の状態が続くと判断
本日のNYANエントリーポイントはどこ?


- 短期足でのもみ合い付近で4時間足レベルのMAサポート確認押し目
本日のNYAN/USD(GYAN BLUEコイン)では、現在値での追随買いは避けたい局面だ。
理由は価格水準ではなく、動きの中身にあり、上昇を作った時間帯に買い手がおらず、直近6時間に至っては買い注文の成立がゼロ件という状態で上値を追うのは、支えのない場所に飛び込むことになる。
$0.0000108〜$0.0000109付近の押し目待ちが狙い目


狙うのは、4時間足短期MAが寄り集まり、そこに1時間足50MAも重なる$0.0000108〜$0.0000109の帯だ。
ここは複数の時間軸のサポートが同じ場所に集まっており、押し目が入った場合に反応が出やすい。
ただし機械的に指値を置くのではなく、その帯に到達したうえで実体での反発と、買い件数の回復がセットで確認できることを条件にしたい。
今のNYANに欠けているのは価格の位置ではなく買い手の数であり、そこが戻らないまま水準だけ下がっても、それは押し目ではなく続落の途中でしかない。
もう一方の入り方として、本日の戻り高値である$0.0000113を明確に上抜ける展開になるが、この場合も条件は同じで、出来高を伴った上抜けであることが必須となる。



本日の高値は取引がほぼない状態で記録された水準であり、同じように薄いまま超えたとしても、それは需要の証明にはならない。
- エントリーポイント:$0.0000108〜$0.0000109付近
- 利益確定:$0.0000113付近から部分利確
- 損切り:$0.0000107実体割れ
本日の仮想通貨ニュース&注意点とは?


注目したいのは、今回のNYANの下落がSOL自体の軟化と時期的に重なっている点だ。
SOLも同じ期間に高値から水準を切り下げており、チェーン全体のセンチメント悪化がNYANに波及した構図が見て取れる。


ただし下落率で比較すると、SOLが1割に満たない調整だったのに対しNYANは2割を超える下げとなっており、外部要因が3倍以上に増幅されて価格に出ている。
この増幅率こそがNYANの流動性構造の実態であり、SOLが横ばいでもNYANが大きく動きうる一方、SOLがわずかに崩れただけでNYANは深く沈む、という非対称を常に前提に置く必要がある。
- タカ派牽制発言でリスクオフへの巻き戻しには注意



