
ビットコイン(BTC)相場分析予想|日足20MAが最終防衛ラインへ転化,ETF流入継続もOI7%縮小で調整継続

2026年7月8日のBTC/USDT(ビットコイン)相場は、$57,800(90日来安値)を底に始まった回復局面は、7月4日の祝日前後に$64,042前後のピークをつけ、その後は$61,700〜$64,000のレンジ内での整理局面に入りつつあります。
Trader Z市場の心理状態を示すFear&Greed指数が20(Extreme Fear:極度の恐怖)と依然として慎重な地合いが続く中、日足の20日移動平均線(MA20:$61,894)付近でのサポート(下値支持線)確認が本日の最大の焦点となっています。
- 現物需要の改善を示す一方、先物は7月5日のピークから-7%縮小
- 日足MA20($61,894)が本日初めてサポートとして試される展開
BTC/USDTのチャート分析


BTC/USDTの日足・4時間足・1時間足をテクニカル分析していきます。特に短期足下落の止まりに注目です!
BTC/USDTの日足チャート


6月25日の安値$57,800を起点として、BTCは7月4日前後に$64,042のピークをつける形で+10.7%の回復を果たしました。この過程で日足MA20($61,894)を上抜けて定着し、底値探りの局面からは脱出しています。
現在、価格は日足MA20とほぼ同水準にあり、急落以来初めて「移動平均線がサポートとして機能するかどうか」を試される場面です。
日足MA20のすぐ下には4時間足のMA50($61,879)が控えており、この二重のサポート帯が本日の安値付近での切り返しの根拠となっています。
BTC/USDTの4時間足チャート


7月4日のピークを境に、4時間足は緩やかな下落チャンネル(右肩下がりの値動きの幅)を形成しています。
構造上の分水嶺は4時間足のMA20($63,181)でここ数日、この水準が上値を抑える抵抗線として機能しています。
一方で、4時間足のMA50($61,879)は下値を支えるサポートとなっており、「上値は4H MA20、下値は4H MA50」という約$1,300のレンジ内に価格が収まりつつあります。
BTC/USDTの1時間足チャート


本日の1時間足は始値から一旦下げた後、$61,855まで急落する場面がありましたが、下髭(一時的に大きく下げた後、戻して終わること)をつけて反発しています。
現在、1時間足のMA20($63,076)とMA50($63,232)の密集帯が価格のすぐ上に位置しており、戻り売り(価格が少し戻したところで売ること)の起点になりやすい形で、積極的に買いに向かうには少し慎重になるべき場面です。



現在の相場は、ETFの継続的な現物買いが存在する一方で、先物市場のファンディングレート急低下が示す通り、買い手のレバレッジ燃料がスッカラカンになりつつある状態です。
- 日足:20MAを実体終値で維持できれば中期の回復基調は継続
- 4時間足:短期と中期MAの中で推移、抜け方向への意識がつく
- 1時間足:上値は段階的に抑えこまれている展開で売り圧力が強い
本日のBTCエントリーポイントはどこ?


- 日足と4時間の2重サポート帯からのロング狙い
6月末の最悪期(ETFの大規模流出や極度の恐怖心理)を脱し、足元ではETFへの資金流入が下値を力強く支える構造へと変化しています。しかし、先物市場では未決済建玉(OI)が縮小し、レバレッジポジションの解消が進んでいる最中です。
$61,800〜$62,200でのリスク管理付きロングが狙い目


エントリーの目安としては、$61,800〜$62,200のゾーンを引き付けてのロングを狙います。
ただし、この水準にタッチした瞬間に飛び乗るのではなく、日足や4時間足のローソク足の実体がこの二重サポート帯でしっかりと反発(下髭をつけるなど)したのを確認してから入るのが安全です。
利益確定のターゲットは2段階で設定します。
まずは直近で上値の重しとなっている4時間足MA20($63,181)を第1ターゲットとし、ここを力強く上抜けるようであれば、7月4日前後の直近高値圏である$64,000〜$64,200を第2ターゲットとして利益を伸ばしていくシナリオが本線となります。



急激な上昇トレンドへの回帰を期待した大ロットでの強気なエントリーは避け、リスクを限定した立ち回りが推奨されます。
- エントリーポイント:$61,800〜$62,200付近
- 利益確定:$63,181~部分利確
- 損切り:$61,200を1時間足実体抜け
本日の仮想通貨ニュース&注意点とは?


6月末に大規模な資金流出を見せたBTC ETFですが、7月に入り3営業日連続で純流入を記録しています。この資金流入が、$57,800からの回復(+7.6%)の主な牽引役となっています。


しかし、需給バランスを見ると複雑な状況で、ETFによる現物需要が下値を支えている一方で、先物市場ではOI(未決済ポジション)が縮小し、ファンディングレートも急低下しています。
これは、価格上昇を牽引していたレバレッジの効いたロングポジションが整理されていることを示しています。
- ロング清算ゾーン:
- ショート清算ゾーン:



