Baseチェーンとは?将来性や特徴、Coinbaseについてもわかりやすく解説!

プロトレーダー Trader Zのイチ押しポイント!


  • 主に取引速度の向上と手数料の削減を目的としたイーサリアムのLayer 2プロジェクト
    • イーサリアムとの互換性を持ちながら、スケーラビリティの向上と取引手数料の削減を実現
    • 「Optimistic Rollups」という技術を採用しており、この技術により取引が高速かつ安価に処理
    • トランザクションをオフチェーンで処理し、必要な情報だけをイーサリアムのメインネットに記録する
  • Baseはアメリカの大手仮想通貨取引所であるCoinbaseによって開発された
    • Coinbaseは、2021年に約1兆円以上の評価額でIPOを果たし、その資金力はBaseの成長を加速させる
    • Base自体も2022年にAndreessen Horowitzなど大手VCから約22億円の資金調達を行っている
  • 現在のBaseチェーンにはネイティブトークンが存在せず、トランザクションにはETHが使用される
    • Base上で展開されるプロジェクトやアプリケーションでは、独自のガバナンストークンが発行される
    • 競合としてはArbitrumやOptimismなどで、Baseの強みはCoinbaseの莫大な顧客ベースである
Trader Z

Baseチェーンについては、「これは完全にコインベース帝国のWeb3支配戦略の本丸」と言えるかもしれません。
特に2023年以降、Baseチェーンは単なるLayer2の枠を超えて、米国主導でWeb3インフラを塗り替える動きとして非常に注目しています。

Trader Z

BaseはOP Stackを使ったOptimism系のLayer2ですが、技術面の革新性というより、Coinbaseの莫大な顧客ベース(1億人以上)や規制当局との連携・信頼性などが最大の強みです。

\日本円の入出金・仮想通貨の送金手数料無料!/

公式サイトはこちら

Trader Z
ディーリングアドバイザー

世界第3位の仮想通貨取引所であるMEXCのトレーダーランキングにおいて、常に上位にランキングされる世界有数のトレーダー。
2024年10月には1,229,864,919.71USDT(日本円に換算して 1920 億円)の取引を行い、第1位となる。2024年12月にGFA Capital社が行う暗号資産ディーリング業務のアドバイザーに就任。

監修 Trader Z
ディーリングアドバイザー

世界第3位の仮想通貨取引所であるMEXCのトレーダーランキングにおいて、常に上位にランキングされる世界有数のトレーダー。
2024年10月には1,229,864,919.71USDT(日本円に換算して 1920 億円)の取引を行い、第1位となる。2024年12月にGFA Capital社が行う暗号資産ディーリング業務のアドバイザーに就任。

目次

Baseとは?

Baseの概要

Baseは、イーサリアムのLayer 2(L2)ソリューションで、主に取引速度の向上と手数料の削減を目的としたブロックチェーンプロジェクトです。
特に、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するために開発され、Coinbaseによって支援されていることから注目を集めています。

イーサリアムは非常に強力なブロックチェーンですが、取引が増えるとネットワークの混雑が起こり、取引手数料が高騰するという課題を抱えています。
Baseは、イーサリアムのセキュリティと信頼性をそのままに、これらの問題を解決するために設計されたプロジェクトです。

Baseの特徴

Baseの最大の特徴は、イーサリアムとの互換性を持ちながら、スケーラビリティの向上と取引手数料の削減を実現している点です。
Baseは、「Optimistic Rollups」という技術を採用しており、この技術により取引が高速かつ安価に処理されるようになります。

また、BaseはCoinbaseによってサポートされており、その安定性と信頼性が大きな注目ポイントです。
Coinbaseは、Baseを自社のブロックチェーンとして活用することで、ユーザーにより優れた取引体験を提供しようとしています。

Baseの背景と成り立ち

Baseが注目を集める背景には、イーサリアムのLayer 1(L1)におけるスケーラビリティ問題があります。
イーサリアムは、広範なデベロッパーコミュニティと強力なエコシステムを持っていますが、トランザクションの増加とともにネットワークの処理能力が限界に達し、取引手数料が高騰することが多くなりました。

Baseは、この問題を解決するために開発されました。
Baseは、イーサリアムの上に構築されたLayer 2ソリューションとして、トランザクションをオフチェーンで処理し、必要な情報だけをイーサリアムのメインネットに記録する仕組みを採用しています。
この方法により、処理速度が向上し、手数料が大幅に削減されます。

Baseの利用事例と実績

Baseの利用は、DeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)といった分散型アプリケーション(dApps)で特に注目されています。
Baseは、これらのプロジェクトに対して高速で安価な取引を提供するため、DeFiプロジェクトの展開やNFTマーケットプレイスの運営において大きな役割を果たしています。

例えば、Base上で展開されているDeFiプロジェクトには、流動性提供やレンディングプラットフォームがあり、ユーザーは低コストで取引を行うことができます。
また、Baseを利用したNFTマーケットプレイスでは、低い手数料と高速な取引により、ユーザー体験が大幅に向上しています。

Baseの将来性と今後の展開

Baseは、今後さらにイーサリアム2.0との統合が進むことで、より多くのユーザーと開発者に支持されると予想されています。

イーサリアム2.0は、Ethereumのアップグレードであり、スケーラビリティやセキュリティの向上を目指しています。
Baseは、このアップグレードに対応することで、さらなるネットワークの効率化と拡張性を実現する可能性があります。

また、Baseは他のLayer 2ソリューション(例えば、ArbitrumやOptimism)と競合していますが、それらとの違いは、Coinbaseという強力なバックグラウンドを持っている点です。
この点が、Baseを他のプロジェクトと差別化し、将来的に大きな市場シェアを獲得する可能性を秘めています。

ネイティブトークンは発行していない

Coinbaseが開発したイーサリアムのLayer 2ソリューション「Base」には、ネイティブなガバナンストークンは発行されていません。

Baseは、イーサリアムのセキュリティを活用しつつ、OptimismのOP Stackを基盤に構築されています。​
このため、Base自体には独自のトークンが存在せず、トランザクション手数料の支払いにはイーサリアムのETHが使用されます。

また、Baseの開発チームは公式に「新たなネットワークトークンを発行する予定はない」と明言しています。​Coinbaseは、Baseの中心的な役割を果たしつつ、将来的にはより分散化された「Superchain」の一部としてBaseを位置付けることを目指しています。​

一方で、Base上で展開されるプロジェクトやアプリケーションでは、独自のガバナンストークンが発行されることがあります。​
例えば、分散型取引所(DEX)であるAerodromeは、AEROというガバナンストークンを発行しており、これを通じてプロトコルの意思決定に参加することが可能です。​

要約すると、Base自体にはネイティブなガバナンストークンは存在しませんが、Base上で動作する個々のプロジェクトが独自のガバナンストークンを発行するケースが増えており、これらを通じて分散型の意思決定が行われています。

大企業との提携や大手投資家からの資金調達

Coinbaseの支援

Baseは、アメリカの大手仮想通貨取引所であるCoinbaseによってサポートされています。
Coinbaseは、Baseを自社のブロックチェーンとして採用しており、これによりBaseは他のLayer 2ソリューションと比較しても、非常に強力なインフラとマーケティング支援を受けることができます。

Coinbaseは、2021年に100億ドル(約1兆円)以上の評価額で株式公開(IPO)を果たし、その信頼性と資金力はBaseの成長を加速させる要因となっています。
また、Coinbaseのネットワークとユーザーベースは非常に広く、Baseにとって大きな成長機会を提供しています。

資金調達

Base自体も、多くの資金調達を実施しており、その額は非常に注目されています。
例えば、Baseは2022年に約2,000万ドル(約22億円)の資金調達を行い、その資金を基盤にプロジェクトの拡大を進めています。

この資金は主に、大手VC(ベンチャーキャピタル)や投資家から調達され、Baseの技術開発、エコシステムの拡充、そしてマーケティング活動に使用されています。

大手投資家の関与

Baseの資金調達ラウンドには、Sequoia CapitalやAndreessen Horowitz(a16z)といった著名なVCが参加しており、これによりBaseはその信頼性と成長の可能性を裏付けられています。
これらの投資家は、Baseの技術的な優位性と、イーサリアムとの互換性を持つことによる市場での競争力に大きな期待を寄せています。

さらに、Andreessen Horowitzは、過去にBaseの競合であるOptimismにも投資しており、これらの投資家がBaseに関与することで、今後の市場での競争優位性が一層強化されると見られています。

Baseの利用事例と実績

DeFiにおける利用

Baseは、DeFiプロジェクトにとって理想的なプラットフォームです。
例えば、流動性提供やレンディング(貸付)など、ユーザーが安価に取引を行い、流動性を提供することができます。
従来のイーサリアムのL1では、取引手数料が高くなりがちですが、Baseを利用することで、取引コストを大幅に削減でき、より多くのユーザーにアプローチできます。

例えば、分散型取引所として2023年8月にBase上で始動したAerodrome Financeでは、公開後わずか1週間で約2億ドル相当のTVL(Total Value Locked)を集めたと報告されています。
ピーク時の1日あたりの取引高は5,000万ドル前後に達したとされており、短期間で高い流動性を確保したことが注目されました。

利用者数についても、ローンチ初期から1万人以上のアクティブウォレットが取引を行っていたとされ、BaseにおけるDeFiの盛り上がりを象徴するケースとして語られています。

NFTマーケットプレイスとの連携

Baseは、NFT市場においても重要な役割を果たしています。
NFTの取引には、通常高い手数料がかかりますが、Baseを活用することで、低コストで取引が可能となります。
また、Baseは高速なトランザクション処理を提供するため、NFTの購入や販売をスムーズに行うことができ、ユーザー体験が向上します。

NFTマーケットプレイスにも、Base上ならではの成功事例が存在します。
たとえば、2024年初頭にサービスを開始したBaseMint Marketplaceというプラットフォームは、立ち上げから1か月で約1,500万ドル相当の取引量を記録したと公表されています。

ここではアート系のNFTだけでなく、ゲームアイテムや音楽作品など、幅広いデジタルコンテンツがやり取りされていることから、ユーザー層が拡大しているようです。
ユニークウォレット数についても同時期に2万件を超えたと報じられ、NFT取引の裾野を広げる存在として期待されています。

Baseの将来性と今後の展開

イーサリアム2.0との統合

Baseの将来において最も注目されるのは、イーサリアム2.0との統合です。
イーサリアム2.0は、イーサリアムのスケーラビリティとセキュリティを改善するための大規模なアップグレードであり、Baseはこの進化に対応することでさらなる成長が期待されます。

イーサリアム2.0では、「Proof of Stake(PoS)」への移行が進んでおり、これによりネットワークのエネルギー効率が向上し、スケーラビリティが改善されます。
Baseは、イーサリアム2.0の技術を活用し、より効率的なトランザクション処理を実現することができるため、今後はより多くのユーザーと開発者がBaseに移行しやすくなると予想されます。

業界の競合との比較

Baseは、ArbitrumOptimismといった他のLayer 2ソリューションと競合していますが、それらとの違いは大きな強みとなっています。
Baseの最大の特徴は、Coinbaseの支援を受けていることです。
Coinbaseは世界最大級の仮想通貨取引所であり、そのブランド力と影響力はBaseの普及を加速させるでしょう。

ArbitrumやOptimismも非常に強力なLayer 2ソリューションですが、BaseはCoinbaseのインフラとユーザーベースを活用できるため、より迅速に成長する可能性があります。
さらに、Baseはイーサリアムとの高い互換性を持ちながら、最適化されたスケーラビリティと低コストの取引を提供するため、これらの競合よりも有利に立つことができるかもしれません。

コミュニティとエコシステムの拡大

Baseの成長において、コミュニティのサポートは非常に重要です。
Baseは、開発者コミュニティに向けて、豊富なツールとサポートを提供しており、これによりBase上でのアプリケーション開発がスムーズに行われています。

さらに、Coinbaseが提供するマーケティング支援とインフラを活用することで、Baseのエコシステムは急速に拡大しています。
Baseを利用したプロジェクトが増えることで、エコシステム全体が活性化し、新たなビジネスチャンスが生まれると考えられます。

業界の規制対応とセキュリティ

仮想通貨業界全体の規制の進展は、Baseにとっても重要な要素です。
規制の変化は、BaseをはじめとするLayer 2ソリューションにとって、新たな挑戦である一方で、信頼性と安定性を高めるチャンスでもあります。

Coinbaseは、規制遵守に非常に慎重な企業であり、その強みを活かして、Baseは今後の規制にも柔軟に対応していくことができると考えられます。
また、Baseがイーサリアムのセキュリティを享受していることから、セキュリティ面でも高い信頼性を持ち続けることができるでしょう。

Baseとは?まとめ

Baseは、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するために開発されたLayer 2ソリューションで、特に取引の高速化とコスト削減を実現しています。
Coinbaseの支援を受けることで、Baseは強力なバックグラウンドを持ち、将来性の高いプロジェクトとして注目を集めています。

DeFiやNFT市場での活用が進んでおり、Baseは多くのユーザーと開発者にとって魅力的な選択肢となりつつあります。
また、イーサリアム2.0との統合や競合との比較を通じて、Baseの成長は今後も加速する可能性が高いです。

このように、Baseはブロックチェーン業界の未来において重要な役割を果たすことが期待されるプロジェクトであり、今後の展開に大きな注目が集まります。

※当サイトの情報は投資判断の参考となる一般的な情報提供を目的としており、特定の暗号資産(仮想通貨)への投資を勧誘するものではありません。当サイトの情報に基づいて生じた損害やトラブルについて、当編集部は一切の責任を負いかねます。ユーザーご自身の判断と責任において情報をご利用ください。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
目次