
イーサリアム(ETH)相場分析予想|1時間足MA定着で上値抜けの兆し、ホルムズ海峡リスクを加味した2つの戦略

2026年4月21日のETH/USDT(イーサリアム)相場は、市場全体としてリスクオンの方向へ一時的な巻き戻しがかかっている中で、仮想通貨市場も底値からのしっかりとした買い支えが入り、短期的な上昇トレンドが継続しています。
要人の発言等により一時的なリスクオフの下振れが発生することもありますが、数日間でその価格差を巻き戻す力強いプライスアクションが確認できています。
Trader Zそのため、短期的な押し目買いのトレンドが崩れるまでは「上目線」で相場を見ていくのが妥当と判断します。
- 目線としては「上抜けによるトレンド継続から高値トライ」を想定
- 4月23日に控えるホルムズ海峡周辺の地政学リスク(停戦協定の進捗状況など)
ETH/USDTのチャート分析


ETH/USDTの日足・4時間足・1時間足をテクニカル分析していきます。特に1時間足レベルでの上値抜けのタイミングと、ETFへの資金流入を背景とした現物市場の強さに注目です!
ETH/USDTの日足チャート


現在のトレンド直下に明確なチャネルラインが確認できます。
3月30日からボトムを切り上げてきましたが、4月19日にはその切り上げラインを一段割り込むような形で陰線が発生しました。
しかし、この頭打ちからボトムまで大きく反落することはなく、短期MA(移動平均線)上でしっかりと定着できています。
今後、$2,250以上の価格帯を割り込まずにキープできれば、短期足でもこの辺りが強固なボトムとして意識されてくるでしょう。
ETH/USDTの4時間足チャート


上値から一時的に反落し、中期MAとの乖離を埋める動きが発生しています。
ダウ理論的には一時的に押し目を切り下げてしまっている状況ですが、前回の上昇起点として意識されていた$2,180付近は維持できています。
ここを明確に割り込むまでは、4時間足レベルでも「トレンド継続」の判定で問題ありません。 一方で、戻り高値が切り下がってきている点には注意が必要です。
現在戻り目として意識されている$2,330付近を抜けられず、再度ボトムを割って$2,320台を回復できない場合は、4時間足レベルでレンジ相場へ移行したと判定を切り替えます。
ETH/USDTの1時間足チャート


一直線の深い調整が入ってMAの下に潜り込んだ後、現在は反発してMA上での定着を見せており、短期的な上抜けアクションを待っている状況です。
4時間足では見落としがちな浅い押し目ライン($2,310付近)を一時的に割り込んだことで、ショートカバー(売り方の買い戻し)を巻き込み、MA上への定着に繋がったという印象を受けます。



直近のトレンドが継続するのであれば、押し目を作るための時間調整はある程度完了していると見込めるため、本日〜明日にかけて上値を抜いていく新たなトレンド発生が期待できます。
- 日足:$2,250以上をキープ。短期MA上で定着し底堅い。
- 4時間足:中期MAまでの乖離埋め。$2,180を割るまでは上昇トレンド継続。
- 1時間足:MA上に回帰して定着。上抜けに向けた時間調整は完了の兆し。
本日のETHエントリーポイントはどこ?


- 短期的な下振れが発生するのを下値で待機して押し目からのロング狙い
本日のETH/USDT(イーサリアム)では、理想的なセットアップを待ちつつ、モメンタムに応じた柔軟な立ち回りを検討します。
$2,270以上定着ロングが狙い目


一番理想的なシナリオは、一時的な下振れ($2,300以下までの引きつけ)が入った後、ショートカバーを巻き込んで短期足で定着し、そこからロング(買い)を拾っていく戦略です。
一方で、15分足レベルで直近の上値である$2,350を明確に抜けていき、4月17日のような連続した力強い陽線が発生した場合は、ポジションのサイズ感を落とした上で飛び乗りロングを狙うのも有効です。
ただし、4時間足・日足レベルでのトレンドが若干切り替わりつつあり、大底付近と比べると下値余地(下落リスク)があるため、リスク管理とポジションサイズには十分注意してください。



突発的な下振れ(ノイズ)が発生する可能性を常にシナリオに組み込んで、パニック売りを巻き込んだ$2,300以下での底拾い」というシナリオが安全策として機能しそうです。
- エントリーポイント:一時的な下振れ後、$2,300以下からの反発を確認してロング
- 利益確定:直近高値付近
- 損切り:$2,350を明確かつ力強く上抜けた場合(サイズは落とす)
本日の仮想通貨ニュース&注意点とは?


直近8日間連続で、イーサリアム現物ETFへの資金流入が確認されており、これはボトム形成からしっかりと現物での買いが入り、機関投資家による資金投入が再開しているサインです。


これまで仮想通貨市場は資金の滞留が少なく、価格アクションが分かりやすい(あるいは乱高下しやすい)傾向がありました。
しかし、ETFを通じた現物参入の水準が明確になるにつれ、従来のオプション市場主導による過激なトレンドは抑制される可能性があります。
過去のサイクルのような爆発的な値動きではなく、よりトレンド観測がしやすくマイルドな値動きに収束していくのではないかと見ています。
- ロング清算ゾーン:2280ドル付近
- ショート清算ゾーン:2350ドル付近

