
リップル(XRP)相場分析予想|建玉が1か月ぶりの低水準まで消え,上昇は買いが増えたのではなく売りが降りた

2026年7月29日のXRP/USDT(リップル)相場は、$1.08付近で推移し、前24時間比+3.29%と反発している。
前日につけた$1.0450が下落の底となり、日足の高値・安値がそろって切り上がった。直前2営業日は高値も安値も切り下げ続けていたので、その連鎖はいったん止まったことになる。
Trader Zただし、この上昇を作ったものが何かを見ると、形の良さとは別の景色が出てくる、売買の量は昨日の下落局面とほとんど変わっていない。
増えたのではなく、向きだけが入れ替わった。
- 建玉は303.15M XRPまで減り、取得できる直近1か月の4時間足系列180本のなかで最も低い
- 昨日の下落局面で積み上がった建玉は+13.80M XRP
- 本日消えたのは-43.09M XRPで、その3.12倍にあたり剥がれたのは昨日の売りだけでなく、今月かけて積み上げられてきた建玉そのもの
XRP/USDTのチャート分析


XRP/USDTの日足・4時間足・1時間足をテクニカル分析していきます。特に短期で下方向に触れだした戻りを抑えられるかに注目です!
XRP/USDTの日足チャート


前回この銘柄を取り上げた日につけた高値$1.1646を起点に、日足の高値は階段状に切り下がり続けてきた。
途中で一度$1.1167まで切り上げた場面はあったが、それも一日で否定され、そこから$1.0706まで二段で落ちている。
本日の形は、この階段の向きが変わったことを示しており、高値$1.0937は前日の$1.0706を、安値$1.0680は前日の$1.0450を、それぞれ上回った。
高値と安値が同時に切り上がるのは、下落の最終2営業日で失われていた形である為少なくとも「切り下げの連鎖」という下降局面の定義条件はひとつ外れた。
XRP/USDTの4時間足チャート


4時間足のMAは、順に下から積み上がった下降配列のままで現在値$1.0849は短期MAを大きく上回り、20MAのちょうど上に乗った位置にある。本日の反発が届いたのは、まだ2本目の線までだ。
この足で最も注目したいのは、出来高と値幅の対応が逆になっている点であり、本日の4時間足で最も売買が集まったのは午前の足で、19.30M XRPと本日最大を記録した。
ところがこの足の実体は$1.0691から$1.0714までのわずか+0.21%で、高値$1.0825まで伸ばしたあと$0.0111押し戻されている。最も実弾が入った時間帯に、価格はほとんど進まなかった。
XRP/USDTの1時間足チャート


ここに本日の本質がある。価格と建玉を並べると、上昇の中身が反転している。
昨日の下落局面では、価格が-1.44%下げるあいだに建玉は+4.14%増えており、価格が下がりながら建玉が増える形は、売り建ての新規積み上げを意味する。
昨日の下げは、既存の買い方が投げただけでなく、新しい売り手が入って作られたものだった。
本日はその真逆になった。深夜の346.24M XRPを最後に建玉は一貫して減り続け落ちている。
同じ区間で価格は+2.91%上昇し価格は上を向き、建玉は下を向いている。
減り方は一定ではなく深夜から朝にかけては-8.42M XRP、午前から午後にかけては-16.75M XRP、夕方以降は-17.07M XRPで、価格が水準を切り上げるたびに建玉の減少が加速している。



OI減少の規模も見ておく必要がある。
昨日積み上がった+13.80M XRPに対し、本日消えたのは-43.09M XRPで3.12倍にあたる。
昨日の売りを全部買い戻してもまだ足りない量が消えている。
- 日足:日足終値が本日高値を上回って確定すれば、MA密集帯への接近シナリオが成立
- 4時間足:4時間足終値で20MAを上回って維持できる間は、上値の$1.0987付近MA密集帯を試す構図が続く
- 1時間足:: 20MA50MAがほぼ同一水準で重なっており、この$1.0738付近が下値の最終防衛帯
本日のXRPエントリーポイントはどこ?


- 短期ベースで一度下げた後の買い圧確認後のロング
本日のXRP/USDT(リップル)では、現在値$1.0849での追随買いは避けたい。
理由は水準ではなく、この上昇を動かしている力の性質にあり、上げているのは買い戻す側であり、買い戻しは戻すべきポジションが尽きた地点で止まる。そして建玉はすでに1か月で最も低い。
$1.0820〜$1.0845の支持クラスタへの浅い押し目待ちが狙い目が狙い目


狙いたいのは$1.0820〜$1.0845の帯でこの水準には15分足50MA、1時間足10MA、4時間足20MAが集まっており、押しが入った場合に最初に反応が出る場所になる為引き付ける。
ただし到達だけを条件にはしないでこの帯まで下げてきたときに、建玉の減少が止まることを確認したい。
価格が下がりながら建玉も減り続ける形なら、それは押し目ではなく、本日の解消がまだ途中というだけである。
逆に価格の下げに対して建玉が横ばい以上を保ち、テイカー比率が1.0を上回って戻るなら、そこで初めて新しい買いが入った証拠になる。



今のXRPに足りないのは価格の位置ではなく参加者であり、そこが戻らないまま水準だけ下がっても意味がない。
- エントリーポイント:$1.0820〜$1.0845(短期で下押し確認後)
- 利益確定:$1.0937から部分利確
- 損切り:$1.0790実体割れ
本日の仮想通貨ニュース&注意点とは?


本日はFOMCの発表を控えており、米10年国債利回りは4.604%とわずかに低下し、ドル指数は101.41と高止まりしている。
前回この銘柄を取り上げた時点のドル指数は100.93だったので、ドルはむしろ強含んだ。金利低下と通貨高が同時に出ている構図であり、暗号資産にとって明確な追い風とは言えない。


一先物市場の供給圧力そのものは大きく後退した為、建玉は今月の高水準(349.78M XRP)から-13.33%減っている。
レバレッジをかけたポジションの総量が減ったということは、逆行時に解消の連鎖を起こす燃料も減ったことを意味し、これは下値にとっては安定要因である。
- ロング清算ゾーン:1.0407
- ショート清算ゾーン:1.1035ドル付近



