ビットコイン(BTC)相場分析予想|FOMC発表後の短期上げ意識を吸収した大口が次に目指すシナリオとは?

2026年10月26日のBTC/USDT(ビットコイン)相場は、FOMCの発表とともに短期的な上げを形成しました。もっとも、その後は高値ラインである81,780ドルの抵抗意識が機能していき、ここまで下落トレンドを形成しています。

今回の値動きで、4時間足と1時間足チャートがともに戻り売りを形成していこうとしている状況です。したがって、ここからの下落の継続に注目する必要があります。

Trader Z

直近ではダブルトップを形成し、そのネックラインである80,410ドルで抵抗意識が機能していることが確認できています。ここが最初の注目ポイントの一つとして機能してくると見ています。

本日のBTC/USDT注目ポイント
  • FOMC発表後に形成された短期的な上げ意識は、上位足の下落意識に吸収される展開
  • ここからは、1時間足チャートの戻り売り形成を短期ベースで狙うのが効果的
目次

BTC/USDTのチャート分析

BTC/USDTの日足・4時間足・1時間足をテクニカル分析していきます。特に1時間足チャートの下落トレンド転換に注目する必要があります。

BTC/USDTの日足チャート

日足チャートにおいては、ここまで順調に高値を切り下げてきている動きを形成しています。なかなか80,000ドル付近を実体ベースで抜けていけない展開ではあるのですが、本日の日足更新で高値をさらに81,780ドルへ切り下げています。したがって、ここからもう一度下を試していくことにも期待ができてくる展開です。

今回この実体ベースの抜けが形成されてくると、8月下旬から9月上旬にかけての上昇トレンド転換のサポートも割っていくことになります。したがって、かなり大きめの下落が発生することも十分に織り込めそうです。

上昇トレンド転換のサポートを割っていくとは、上昇に転じた起点そのものが否定されるということです。そこを支えにして積み上がっていた買い建玉は、まとめて含み損に変わります。したがって、同じ一段の下げでも、節目を割った後の下落のほうが加速しやすくなるためです。

ただし、週足移動平均線のサポートが76,900ドル付近に位置している状況です。そこでサポート意識がここから機能してくるかどうか、中長期ベースの動きには引き続き注目する必要があります。

BTC/USDTの4時間足チャート

4時間足チャートを見ていくと、機能性の高い80移動平均線で抵抗意識が形成されています。特に先日のFOMCで形成されていた短期的な成行の買い圧力は、大きく吸収されていく動きを形成しています。

現況、4時間足レベルの戻り売りがもう一度形成されていこうとする動きを見せています。したがって、まずは1時間足チャートがきちんと下落トレンドに転じてくることが条件になります。これが形成されてくると、4時間足チャートにもう一段下落意識がつき始めてくることも十分に考えられます。

ただし、現況は下落トレンドの第三波がまだ形成されていない状況です。したがって、ここから一時的な上げを形成したとしても、そこからのもう一度の下落を狙っていくことは十分に検討できると見ています。

BTC/USDTの1時間足チャート

1時間足チャートを見ていくと、ここまでのダブルトップを割っていく動きとともに、下落トレンドが本日中にきちんと転換していこうとする動きを形成しています。特にまずはネックラインの80,400ドルが機能している状況ですので、ここを上抜けしていかない限りは下落意識はかなり継続的についてくると考えています。

ここから、出来高がある程度高い状況を記録しながら上ヒゲを伴う反発の足が形成されてくると、そこからもう一度下落トレンドが加速していった時の下落圧力の加速具合にはかなり期待ができてきます。したがって、本日から明日にかけての戻り売りを狙っていくのは優位性の高い局面だと見ています。

出来高を伴った上ヒゲとは、一度上に買われたものの、その水準で売りに押し戻されたことを示す形です。買い手が実際に入ったうえで跳ね返されているため、その価格帯に売りの意思が残っていることになります。したがって、同じ戻りでも出来高を伴った上ヒゲのほうが抵抗としての信頼性が高くなるためです。

Trader Z

ただし、アメリカの中間選挙が11月上旬に控えていることは、ここからのトレンドを継続させていく上でのノイズになります。したがって、狙うとしてもそこまで中長期ベースの長めのポジションでなくてよいと考えています。

  • 日足:ここから高値をもう1段切り下げて下落意識が継続するかに注目
  • 4時間足: 戻り売り意識が継続しているものの、加速余地は限定的な印象
  • 1時間足:まずは$80,400の抵抗意識が継続してショート圧加速に期待したい状況

本日のBTCエントリーポイントはどこ?

本日のエントリーポイント
  • 戻り売りは$80,400まで引き付けてから判断し、実態抜けした場合は見送る

本日のビットコインに対してポジションの構築を優位性の高い局面で検討していくのであれば、現況はやはり本日から明日にかけての戻り売りを狙っていくのが一番効果的だと考えています。戻り売りを狙うのであれば、80,400ドル付近から徐々に狙っていくのが効果的です。

戻り売りの場合は、$80,400付近が狙い目

先ほども解説したように、現在4時間足レベルの第一波は形成されていますし、日足レベルの高値切り下げも十分期待はできてきます。もっとも、4時間足チャートでは戻り売り意識がかなり継続している状況ですので、明確な下落サインが形成されてこないと大きめの下の動きは形成されてこないと見ています。

やはり80,500ドルのサポート意識もついている状況です。そこを抜けていくための大きな下げの材料としては、まずは第三波の形成を含めて、1時間足レベルの戻り売りを形成することが重要な要素になります。

したがって、ショートポジションを検討していくのであれば、そこまで急ぐ必要はありません。80,400ドル付近でのもみ合いが続いていくと同時に出来高が増加していき、大口のショートポジションの参入が平均値より少し高めであれば、そこが大口が徐々に入っているサインになってきます。

そのタイミングから、抜けとともに少し遅れたタイミングでショートポジションを入れていくのも十分に良いと見ています。

Trader Z

一方で、80,400ドルを実体ベースで上抜けしていった時には、一時的にショートポジションを様子見して良さそうです。

  • エントリーポイント: $80,400付近
  • 利益確定: $79,000〜部分利確
  • 損切り: $80,400実体割れ

本日の仮想通貨ニュース&注意点とは?

本日の仮想通貨ニュースとして、ビットコインに関して今現時点で一番注目すべきなのは清算マップの動きだと考えています。これまでは上値からの下落ということで、ショート清算を含めて上値からのショート圧力が継続的についていた状況ではありました。

もっとも、直近を見ていくと、10月27日から現在にかけて上位足ベースのロング清算が79,000ドル付近で増加していることが明確に確認できています。

ここから下落トレンドを形成していくのであれば、まずはこの清算をスクイーズさせていくことが重要になってきます。したがって、79,000ドル付近に到達していった時のドルベースのOIの変化にはしっかりと注目する必要があります。

そのうえで、まだスクイーズが継続していくのか、もしくはここから反発上昇が形成されてくるのかに関しては、出来高とローソク足の動きとともにしっかりと判断していく必要があります。もし大きい陰線が形成されても出来高がそこまでついていなければ、約定の薄い下落ということになります。そこから反発上昇してくることも視野には入ってきますので、テクニカルを含めてローソク足とボリュームをしっかりと見て判断していくことが大事だと考えています。

  • ロング清算ゾーン:$79,000付近
  • ショート清算ゾーン:$82,000付近

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